初めての歌舞伎

私が始めて歌舞伎を観たのはコクーン歌舞伎「三人吉三」

中村勘三郎の舞台だった。

こんなに面白いものをどうして今まで観なかったのかと後悔させてくれた。


絶対に杮おとしの舞台で拝見できると思っていたのに。

人一倍元気で、客を歌舞伎という少し敷居の高い世界に何なく引き込んで

くれる役者さんだった。

テレビで勘九郎さんの口上聞いていたら涙でてきた（遅刻しそうになった）

勘太の勘三郎さんソックリな（いまだに勘九郎がピンとこない）の声を聞くたび

思い出すのだろうな・・・

本人はあまりにも無念だったろう。


残念で仕方ない。


ただご冥福をお祈りするばかり




私ごとく何の価値もない命。

引き換えられるものなら差し上げたいと思うばかり・・・

「伝統芸能の今2012」9/8 15:30

「伝統芸能の今2012」9/8 15:30開演　浅草公会堂

市川猿之助、片岡愛之助、一噌幸弘、茂山逸平、田中傳次郎　出演

私の購入したチケットはなぜかブッキングしていたらしくいきなりチケットを交換
して下さいと言われた。えっ～なんでなんで？？？
と思ったけど、交換してもらったチケットの方が全然よくて得した気分。

新作狂言劇に座談会、面白かった。
茂山逸平さん、かなりツボにはまりました。
一噌幸弘さん、凄い人なんだけど面白すぎ～

本日は上妻宏光さんも出演！



観にいくか迷ったけどとりあえず良かったかな～

染五郎さん 心配です。

ビックリです。

染五郎さんが公演中に奈落に落ちて病院へ搬送されたとのこと
意識はあるそうですが頭部を打っているようなので・・・

ちょうど一週間前は「亀治郎の会」で国立劇場にたんだよなぁ～
元亀ちゃんにとって染五郎さんは特別な方のようだし

私自身も歌舞伎の舞台はもとより、新感線舞台も多数は見てます。

明日の朝にはもう少し情報が流れるかな～

どうか元気に一日も早く舞台復帰できますように

「ヤマトタケル」

「七月大歌舞伎」と申しますか東京での襲名披露公演も本日千秋楽です。

まだ終わってないけどお疲れ様でした。
きっと一番お疲れになっているのでは中車さんこと香川照之さんだと思います。
あの潰れた声は元に戻るのかな~

「ヤマトタケル」私が観劇したのは六月とひと月以上も前のこと
この作品は前回は月之助さんで観ました。

今回は元亀ちゃんがヤマトタケル
中性的で、とても綺麗でちょっとだけ女形の香りも感じました。
強いくせに、すぐ泣く。
健気でスーパーヒーロなのに普通の人っぽくて・・・

帰りたい、帰りたいと訴えかけるところはたまらなく切ない。
どうしても亀ちゃんだと、死んでも鬼になってよみがえりそうで（笑）

お席が宙乗りの３階席の戻り口のすぐ隣だったので、黒い幕内に消えたとたん
隣でワイヤー等外す気配、そして猛ダッシュしていく気配を感じることができました。

この作品はまだ観る機会があると思いますが今度は１階席でみたい！

笑也さんは、相変わらず瑞々しいお姿でした。

なぜか亀ちゃんの襲名がメインであるべきが香川さんばかり取り上げられてましたが
NHKで八月に特集番組が放送されます。

[特集番組]　新・猿之助誕生～異端その先へ～　8月23日(木) 後7:30～8:43

七月大歌舞伎 襲名披露公演 夜

七月大歌舞伎　襲名披露公演　夜

一、将軍江戸を去る
ニ、口上
三、猿翁十種の内　黒塚（くろづか）
四、楼門五三桐

六月は「ヤマトタケル」で向上はみたが、やはり正装？をしての口上は違った。
團十郎さん、海老蔵、新猿之助、中車、團子
成田屋さんはなかなか粋な口上。中車というか香川照之さん目が赤く血走ってて恐い
声は潰れたまんまなんだなぁ~大丈夫かな？声ってそのまま潰れたままの場合もあるし・・・
團子ちゃん、かわいい！なんか歌舞伎風の口調になってた。

襲名披露の口上と「黒塚」が目的の今回
昔からの御贔屓さんの口から何度も聞いていた「黒塚」
地味な演目という印象。でも亀ちゃんの繊細な踊りは見応えあり。
鬼女だけど、他の鬼に比べたら、しおらし~い鬼でございました。

最後の演目「楼門五三桐」一瞬で終わりました。
華やかなセットに一門のみなさん、海老蔵の五右衛門がまた華をそえて
猿翁さんは、正直言うと痛々しいばかりで、ただよくぞここまで回復した・・・
そして後見には中車さん
毎日お客様の声援を受けて、猿翁さんは元気になっていくのでしょうね~

襲名披露公演ならではって感じでした。

今回は斜めってるけど福山雅治さんデザインの幕も

びっくり！

中村勘三郎さん　元気になられたと思っていたら今度は食道がん・・・

勘三郎さんんお舞台も何回も拝見させていただいてます。

一日も早く回復されますように・・・


中村勘九郎さんも襲名したばっかで大変だなぁ～

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

通し狂言 仮名手本忠臣蔵　4/14

一日通しで三階席で歌舞伎を観た。体力ないので疲れた・・・

染五郎、菊之助、松録、獅童　亀治郎　福助さんと花形歌舞伎に相応しいメンバー

ただ意外に花形役者通しの絡みは少なかった。

亀治郎演ずる早野勘平　昼の部最後の「道行」に出演し、夜の部「五・六段目」に
出演し終～了。良いお役でした。（最近良く切腹してるなぁ・・・）

今度度舞台で観るときは猿之助だよ～
猿之助さんなんてぴんとこない　猿ちゃん　いやいや　旧姓亀ちゃん？？？

新春浅草歌舞伎 1/22

新春浅草歌舞伎　1/22

最近の病気？というかチケットをとっておきながら身体が動かなくなってしまい
家から出れなくなってしまう。
第一部　やってしまいました。　まあ三等席(二千円）だったから良かったけど・・・


第二部はしっかり観た。
市川亀治郎としての浅草の舞台は最後である。

「敵討天下茶屋聚」
　面白かった。亀治郎演じる元右衛門って本当にひどい人だけど、憎めない。
　そして亀治郎の動きが無声映画、チャップリンの映画を見ているような面白さが
　感じられた。
　楽しそうに客席を逃げ回り演じる亀治郎。
　
愛之助、獅童、中村兄弟、そして亀治郎

もうこんな組合せで芝居観られる日もないのかもね・・・

「日本振袖始・曽根崎心中」11/23

国立劇場11月歌舞伎公演　11/23

お友達に招待券を頂き観劇。ありがたいです。

「日本振袖始」は２回目かな・・・玉三郎さんで一度観た。
本日は魁春さんが岩長姫。
玉三郎さんの方がおどろおどろしかったかな・・・
稲田姫を演じた中村梅丸さんが綺麗でかわいらしかった。

「曽根崎心中」も２回目かな
前回は壱太郎君がお初
年齢がお初の設定と同じ年のリアルお初、この作品で壱太郎君は結構お気に入りに。
今回は藤十郎さん演じるお初。58年間も演じ続けたという年季が入ったお初。
いくつになっても娘を演じられる。芸の深さで年齢をカバーするのでしょうね・・・

国立劇場は観やすくていい。

十月花形歌舞伎 義賢最期他

一、義賢最期
二、京人形
三、江戸ッ子繁昌記（えどっこはんじょうき）
　　御存知 一心太助

義賢最期の愛之助さんが見たくてお安いお席で・・・
壮絶な最期の仏倒れなど観たくて。間近のお席でみたらもっと大迫力だろうな~

そして期待以上に面白かったが「一心太助」
やっぱりこういうお役を演じさせると獅童は上手い！客の惹きつけどころがセンスがいい。
そして女房お仲の亀ちゃんがかわいい！
こういうちゃきちゃきして頭の回転の速いお嬢さんを演じるとピカイチ！　
華奢な身体が生えるお役です。